:新幹線で停電したらどうなる!?トイレやエアコン、復旧時間は?

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7月6日午後12時20分頃、東海道新幹線の「掛川」「静岡」間を走行する上り「のぞみ12号」で停電が発生しました。JRが車両点検を行い午後15時20分までに上下線とも運転を再開しました。

「のぞみ12号」は静岡市内のトンネルに3時間近く立ち往生していましたが体調不良を訴える人はいなかったようです。

しかしこの停電で乗客の方々は困難を強いられることとなりました。この記事では「新幹線が停電したらどうなる?」かをトイレ、エアコン、復旧時間」に関してまとめてみました。

1新幹線で停電したらどうなる?(トイレ)

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まずトイレは停電時使用できなくなります。

新幹線のトイレは「真空吸引式」となっています。「真空吸引式」とは空気の気圧差を利用し汚物をタンクに送る方法です。これにより最小限の水で糞尿を流せるのが特徴です。

しかし「真空吸引式トイレ」は電気が必要なので停電になると作動せず水で流すことができなくなってしまいます。トイレの室内灯も消えてしまいます。

新幹線の中でトイレが使えなくなるのは、夏場のエアコンも止まってしまうので乗客の方の心中は穏やかではなかったと思います。

停電になりすぐ復旧しない場合は、トイレに関し車掌さんが社内に搭載の「非常用トイレ」を設置します。

「非常用トイレ」は通常「便器の上にビニール袋」を被せた形となります。使用後は「ビニール袋に凝固剤を投入」⇒「ビニールの口を縛る」⇒「別のビニール袋に入れて廃棄」⇒「再度便器の上に新しいビニール袋を被せる」流れになると予想されます。

新幹線のトイレは奇数号車に設置されています。さらにトイレは男女共用トイレが2つと男性用小便器が1つあります。

男性用の小便器はあるので男性はやや恵まれていると思います。簡易用トイレの交換はどのくらいの頻度で行っているのでしょうか?

2新幹線で停電したらどうなる?(エアコン)

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新幹線で停電が発生するとエアコンは止まります。

「のぞみ12号車」の車内は相当蒸し暑かったと思われます。幸い停電後早い段階で乗客に水が配られたそうです。

また停電で車両が停止後、しばらくたってから「1号車から8号車でエアコンが動いている」との案内が流れたそうです。

エアコンが止まってしまったら冷房は期待できず我慢するしかないようです。

夏場の停電対策としては、乗車前に飲み物を2本(500ml以上のものを2本など)買って備えることは良いかもしれません。

3新幹線で停電したらどうなる?(復旧時間)

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停電となった「新幹線」が動いて乗客が解放されるまでの時間は3~4時間が多いようです。

今回の「のぞみ12号」の停電原因は車両の「送電ケーブルの損傷」と報告されています。

停電で多い原因は「架線が切れた」「架線が垂れ下がった」「架線を吊るための金具が落下した」等架線に関するトラブルが多いようです

停電が発生した車両が運転再開しても、他の車両の運行にも影響を及ぼすので、新幹線全体の通常運転に戻るにのは1日以内かかるようです。

新幹線を利用する人は「停電」をほとんど考えていないと思います。しかし「停電事故は無い」とは言えないのでリスク対策しておく(飲み物や食べ物の事前購入等)ことは安心につながります。

4まとめ

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この記事では7月6日に停電になった「のぞみ12号」を例に、新幹線で停電になったら「トイレはどうなるのか?」「エアコンはどうなるのか?」「復旧時間」に関して調べてみました。

「のぞみ12号」の乗客の方に体調変化を訴える方がいなかったことは不幸中の幸いでした。

新幹線の停電事故は「めったにない」と思われますが、万一に備え夏場は乗車前に飲み物を少し多めに準備しておくことは有効と思われます。

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