2018年に雪組「凱旋門」を観て轟悠さんと宝塚歌劇の大ファンになりました。ところが今年轟さんが退団されることを知り最終公演「婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)」のチケットをゲットを試みるも入手できませんでした。
しかし何とか動画配信のU-NEXTで7月14日公演をみることが出来ました。この記事では公演を観るまでのの経緯と感想をまとめてみました。
本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
公演内容
宝塚歌劇団特別顧問で専科の轟悠(とどろきゆう)さんが2021年10月1日で宝塚を退団されます。
その退団公演が星組公演の「婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)」です。
内容は時代劇で、江戸本所の長屋で暮らす細石蔵之介(轟悠)の男気と人情味を描いた戯作です。
日本舞踊でも定評のある轟さんのカッコいい殺陣も魅力です。
˗ˋˏ あす16:00ライブ配信! ˎˊ˗
星組 梅田シアター・ドラマシティ
『#婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)』波乱万丈の人生を痛快に歩む男の姿を
宝塚歌劇の男役を追求し続けてきた #轟悠 さんが舞台上に鮮やかに息づかせる―#宝塚歌劇団#楽天TVでタカラヅカ— Rakuten TV〈楽天TV〉 (@rakutentv_japan) July 13, 2021
公演は7月9日~7月15日が梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、7月21日~7月29日東京芸術劇場
チケットが取れなかった!
「婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)」公演が7月にあることを知り何とか劇場(東京芸術劇場)で観たいと思いました。A席6000円、S席9500円で、東京13公演です。
このチケットは「宝塚友の会」「宝塚Webチケットサービス」等からの販売で「ちけっとぴあ」は「ローチケ」等からの販売はありませんでした。私は友の会に入会していなかったので、「宝塚Webチケットサービス」で購入しようと思いましたが、発売日の6/27(日)は仕事のため午後に電話しましたが、予想通りチケットは売切れで購入できませんでした。
「宝塚歌劇」で贔屓(ひいき)の役者さんや、どうしても観たい演目があり定価で観たい場合は「宝塚友の会」に入会しないと厳しいことを思い知りました。
次に私がチェックしたのは「チケット流通センター」でのチケットの取引価格です。7月15日に調べると1枚20,000円~35,000円なので定価の2倍~4倍以上といったところです。
私が6月末ごろ調べた時は最低価格が22,000円~25,000円位していたと思います。
これは梅田公演を観て「作品内容が豪華絢爛、緊張感がある作品ではなく、シンプルでコメディータッチの作品」なので販売価格が下がったのでは?と思っています。
私がしたこと
7月21日からの東京芸術劇場での一般発売で購入することが難しいと思った私は、まず6月20日頃、宝塚劇場のHPで「婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)」公演の「動画中継やライブビューイングを実施はないか?」と問い合わせしました。
その後宝塚劇場より「動画配信に関しては宝塚クリエイティブアーツにお問合せ下さい。」との連絡を受けました。そこで宝塚クリエイティブアーツに動画配信予定を問い合わせました。併せて「配信の予定がないなら、劇場で観られなくても観たいファンは大勢いるので動画配信してください。」ともお願いしました。
すると6月22日「動画配信の予定はありません。ただお寄せくださった内容はご要望として担当部署に申し伝えます。」との返信がありました。
悠さまーっ!唯一無二のヅカ推し✨奮発して良いお席にしたよーっ#シアタードラマシティ#轟悠 #専科 pic.twitter.com/U6sIzNIdtu
— V🐦Walker (@ooyyooyyoo) July 11, 2021
この返信を見て「私みたいな(動画配信を願う)ファンは多いだろうからもしかしたら、動画配信があるかもしれない。」と勝手に希望的観測を持ちました。その後毎日動画配信のニュースが出ないか?「ライブビューイング・ジャパン」や「チケットぴあメール」を毎日チェックしました。
また私は映画が好きなので動画配信の「U-NEXT」のサービスを受けていました。(月額税込み2,189円
U-NEXTで轟悠さんの「」を動画配信サービスを利用したこともあったのでチェックしていました。
動画配信をあきらめかけていたところ、嬉しい出来事がありました。
7月に入りU-NEXTで「「婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)」公演の動画配信があるとの告知が出たのです。
私は「やった!」と嬉しくて思わず叫びました。配信日は7月14日(水)梅田芸術劇場16時の公演でした。通常この時間は平日の日中で観られないのですが、運転免許の更新等用事もあったのでこの日は有給休暇を取りました。
U-NEXTでの料金は3500円、私はポイントが約2500ポイントあり実質1000円で観劇することができました。
公演を観た感想
婆娑羅の玄孫(ばさらのやしゃご)を観た感想は、「爽やかですっきりする人情ドラマ」で、轟悠さんの現在の心境に似ているのかな?と思いました。
江戸の長屋で日常の生活を示すシーンでは細石蔵之介(轟悠)の面倒見が良く住人に頼りにされる姿が、長屋に押し入る者達との殺陣のシーンでは轟さんが強くてカッコいい姿を堪能できて大満足です!
長屋を離れる時に「負けるなよ!」と声をかけるシーンは、まさしく轟さんが後輩にエールを送っているように感じました。
💁いしちゃん❣️10月退団👋👋👋#轟悠 #71期#宝塚歌劇団 #専科 #雪組 pic.twitter.com/jNAiR12cY6
— ブラックベルベット (@qlwzDyy2XnPxnAC) July 16, 2021
また細石蔵之介(轟悠)のお目付け役の爺(じい)を専科の汝鳥伶さんが演じていました。蔵之介を時にはたしなめ、時には暖かく導く役として好演されていました。
また舞台終了時の挨拶は轟さんが「本日はご来場いただきましてありがとうございました。」とシンプル爽やかに挨拶されていたのも印象的でした。
U-NEXTに感謝
「轟さんの退団公演を観ることができないかもしれない。」と半分あきらめていたので、U-NEXTで観ることができたので嬉しかったです。
「宝塚ファンでもお金に余裕がない」ファンにとっては動画サービスはありがたいサービスです。
メリットは以下の通りです。
・U-NEXTだと価格が3500円と劇場鑑賞やライブビューイングより割安感がある。(劇場だと9000円以上、映画館等でのライブビューイングだと約5000円)
・自宅でくつろいで観ることができる
・U-NEXTの宝塚歌劇の動画配信は、宝塚劇場(東京と兵庫)以外のでの劇場公演を配信することが多い。
ですので洋画ファンのみならず、宝塚歌劇ファンにもU-NEXTはおすすめです。
本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
《まとめ》
今回は轟悠さんの退団公演を動画配信で観るまでの経緯や、公演を観た感想をまとめてみました。
また劇場チケットが取れなくて、動画配信も無い場合は宝塚クリエイティブアーツに「配信要望」を出せば
配信実施の検討をしてくれるかもしれませんよ。