2022年7月8日に安倍晋三元総理を銃撃して殺人と銃刀法違反に問われている山上徹也容疑者。彼はまもなく起訴される見通しですが、拘置所では英語に力を入れて勉強しているようです。
この記事では山上容疑者が「英語を学ぶ理由」を考察したり、英語資格試験(英検1級)の難易度や、裁判での量刑見通しに関してまとめてみました。
山上容疑者が英語を学ぶ理由とその目的は?なぜ?
山上容疑者は「いつか大学に入りたい」と思っているようです。本人は家庭が困窮していたため大学進学できなかったと報道されています。大学に入学するとなると、有罪判決が確定して服役後になるでしょうが、大学入試となると合格のための英語学習が必要となります。
拘置所で英語学習をする場合、進学校である奈良県立郡山高校を卒業している山上容疑者には「英検1級」の資格学習はちょうどよい目標になりそうですね。英検1級学習をしながら、大学入試の学習できることは大きなメリットになるでしょう。
元総理を暗殺したテロリストを称賛するような記事を書くとか朝日新聞はテロリスト容認の反社ですか?潰さないと本気でマズイよ。https://t.co/IYuHIxSq3G
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端的に言って山内容疑者には「拘置所で自分の時間が十分ある」「もともと成績優秀で知的好奇心が強い」「自家製の銃の製作に必要な情報収集能力、情報理解力も人並み以上にある」「銃の命中精度を上げるために裏山で、銃の練習を続けるなど努力ができる」「銃の練習で集中力に磨きがかかった」等のすぐれたが資質が備わっていると思います。
今拘置所で自分を見つめなおしながら、服役終了後は自分のために(生きてゆくため、自由のため)何かしたいと思えるようになったのではないでしょうか?そこから難関資格取得(英検1級)や大学入試で合格する英語力をつけたいとの気持ちが強まったんではないか?と思います。
安倍元総理銃撃事件で山上徹也容疑者(42)を午後にも移送へ 鑑定留置の期限迎え奈良県の警察署に(TBS NEWS DIG)https://t.co/AJGC5uGdR0
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英検1級の難易度
英検1級は大学上級程度のレベルながら難関資格です。簡単には合格できません。一次試験は筆記とリスニング、二次試験は面接形式のスピーキングテストとなります。
英検1級と英語資格で有名なTOEICと比較してみましょう。TOEICの満点は990点ですが、945点~990点の場合が英検1級に相当するするようです。
また国家資格の通訳案内士ガイド試験では、英検1級を持っていると英語の筆記試験が免除されます。就職試験でも英検1級があれば、大きなアピールポイントになります。
TOEICの点数が900点以上でも凄いですが、英検1級は945点以上というのは驚きです。英検1級がハイレベルの英語資格であることがよくわかります。
【安倍氏銃撃 半年かけ起訴判断】https://t.co/1QKG3uhFLE
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42歳の山上容疑者が英語を学ぶメリットとは?
仮に山上容疑者の量刑を考えると、出所できるのは60歳以降と考えらえます。60歳までに「英検1級合格レベルの英語力」を身に着けた場合のメリットを考えると以下の通りです。
・国立大学の英語試験での合格力を身に着けられる。
・趣味の情報を英語のままインプットできる。(海外の番組、洋書などをそのまま理解できる)
・海外旅行で現地の人と会話できる、海外で生活もできる、仕事もできる。
英語が話せて、原文のまま理解できるようになると今までと違った世界が広がり視野も大きく広がります。海外旅行や海外生活も可能となり、これまでと違って自由を手に入れることも可能となります。
気になる山上容疑者の量刑は?
山上容疑者の伯父さんは「殺人事件は裁判員裁判になる。被害者が1人だと懲役20年位ば相場でしょう。ただ総理大臣の阿部さんが亡くなった事情を考慮すると懲役25年の実刑ではないでしょうか?」と話しているようです。
一方元東京地検特捜部だった若狭弁護士は「検察が無期懲役か死刑のどちらを求刑するか?」が焦点となると考えています。そのうえで若狭弁護士は「検察がどちらを求刑しても無期懲役になるのでは?」と予想しているようです。
無期懲役の根拠としては、「日本は銃社会ではないので、路上での銃の発射と相手を射殺したこと」を挙げています。
二人の予想では「若狭弁護士」の予想の方が厳しい(服役期間が長い)ですね。旧統一教会絡みの情状酌量と、一国の総理大臣の命を銃撃で奪ったことの要素が量刑にどう影響を及ぼすか?大いに気になります。
まとめ
この記事では山上容疑者の英語学習に関してまとめてみました。山上容疑者は奈良県の進学高校に通っていたのでもともと勉強は得意だと思います。山上容疑者は宅建やFP2級などの資格も取得しているので、本気で勉強すれば「英検1級」合格や、国立大学の英語試験に合格することは十分可能だと思います。いずれ裁判も始まりますが、まずは今後の裁判の行方が大いに注目されます。