2月26日午前、長野県長野市鶴賀西鶴賀町で火事が発生しました。この記事では火事発生当時の状況、被害状況、火事の原因等についてお知らせします。
火事発生当時の状況
鶴賀は長野県長野市の市街地東部にある地区です。火事現場は中央通り近くで,飲食店や住宅が立ち並ぶ地域です。(西鶴賀はレトロな看板や長屋が多く、個性的な店で賑わうエリアです。)
炎が、煙が・・・ 中心市街地で住宅を焼く火事 1人が手足に火傷で搬送(NBS長野放送)
2023-02-26 12:10:02https://t.co/mMI8E1B4oG— shinshuKURASHI (@shinshuKURASHI) February 26, 2023
火事は2月26日午前9時頃、事務所と住居を兼ねた建物(平屋)から発生しました。9時30分頃「家が燃えている」と携帯電話から119番通報がありました。この通報を受け消防車が13台出動して約3時間後に消し止められました。
一軒家を消火するのに消防車は10台以上必要なんですね。
火事の被害状況
この火事によって住宅と近くに止められていた乗用車が焼けました。さらに63歳の女性1人が手足にやけどを負い病院に運ばれました。
煙が立ち込め騒然…長野市で建物火災 60代女性がけが https://t.co/BRnynmBiXF#SBCニュースワイド #信州 の #ニュース を身近に詳しく#SBC #ニュースワイド #信越放送 #sbc_news
— SBCニュースワイド (@newssbc) February 26, 2023
やけどの程度は「中等症(中程度*)」とのことです。
*中等症(中程度)⇒やけどの深さは大きく分けるとI度、II度、III度の3段階に分類されます。I度は表皮まで、II度は真皮まで、III度は皮下組織まで障害が及んだものです。
I度は日焼け同様に皮膚に赤みがでる程度です。II度になると水ぶくれができるのが特徴でヒリヒリした痛みを伴います。水ぶくれができるようであれば形成外科への受診をお勧めします。
III度になると皮膚に血の気がなくなり蝋のように白くなったり炎で受傷した場合、炭のように黒くなったりします。III度になると痛みを感じる神経まで損傷されるので逆に痛くないのが特徴です。
II度熱傷が15~30%、あるいはIII度熱傷が2~10%であれば中等症であり、一般病院での入院治療が必要となります。 (やけど熱傷-日本創傷外科学会)
中等症というのはあまり聞いたことがありませんが、入院治療が必要とのことなのでやけどをされた方が心配です。
火事の原因は?
現在警察と消防が出荷原因を調査中で、具体的な原因はわかっていません。
煙が立ち込め騒然…長野市で建物火災 60代の女性が手足にやけど https://t.co/VOLNToGnRM#SBCニュースワイド #信州 の #ニュース を身近に詳しく#SBC #ニュースワイド #信越放送 #sbc_news
— SBCニュースワイド (@newssbc) February 26, 2023
2022年の火事のでの出火原因別にみると、たばこが318件、放火(疑い含む)300件、ガステーブル等172件、電気ストーブ59件、コンセント47件となっています。(出火原因-令和2年度消防白書)
コンセントでの出火はコンセントとプラグの間にたまったほこりが、湿気を吸収して電気を通しやすくなり漏電につながるケースが考えられます。
火事の一番の原因はたばこです。「たばこの火がついたままで、その場を離れない」「こまめに意識してたばこの火を消す」ことが大切です。
冬場はガスや電気ストーブを使用している部屋では、「部屋を離れる時など、こまめにスイッチを切る」ことが大切ですね。
まとめ
この記事では2月26日長野市鶴賀西鶴賀町で発生した火事に関して現場や被害状況をまとめました。やけどを負った方が早く回復されることをお祈りします。