「大英博物館ミイラ展」が上野の国立科学博物館で開催中です。東京開催が1月で終了するのでまだ見ていない人は急いだほうがよいと思います。
この記事では東京で「ミイラ展」見たい人のお役に立てそうな情報をまとめてみました。
「大英博物館ミイラ展~古代エジプト6つの物語~」の概要
期間:2021年10月14日(木)~2022年1月12日(水)
場所:国立科学博物館(上野公園内)
開館時間:9時から17時(入場は16時30分まで)
【開催中】6体のミイラが来日。「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」は、国立科学博物館で1/2〜開館https://t.co/RQROo6Vn33#ミイラ展 pic.twitter.com/Hvb4e9OOyG
— アイエム[インターネットミュージアム] (@InternetMuseum) December 27, 2021
休館日:月曜日、12月28日(火)~1月1日(土)
但し12月27日(月)、1月3日(月)、1月10日(月、祝日)は開館
入場料 一般・大学生2100円、小学生、中学生、高校生600円
(何れも税込み、未就学児は無料)
入館予約:「ミイラ展」を観るにはオンラインによる入館予約が必要です。日時指定予約してから「あさチケ」か「ローソンチケット」でチケット購入となります。
2021年12月30日16時現在の予約可能の画面は以下のようになっています。
1/2日曜(×)、1/3月曜(×)、1/4火曜(△)、1/5水曜(〇)、1/6木曜(〇)、1/7金曜(〇)、1/9土曜(×)1/9日曜(×)、1/10月曜祝日(△)、1/11火曜(〇)1/12水曜(〇)
残念ながらお正月3ヶ日は元旦休館日、1/2と1/3は予約で一杯、正月明けの週末1/8(土)と1/9(日)も予約で一杯となっています。そう考えると1/10(月祝)がまだ狙い目ですね。ご興味あるかたはすぐ国立科学博物館のHPから予約しましょう。
東京では割引チケットを今から入手するのは難しそうです。(ヤフオクやメルカリで出品されてるかもしれませんが・・・)
国立科学博物館ミイラ展、10月19日に行って、本買ってやっと読み終わりました。
難しかったけどなんとか理解できました。#ミイラ展#古代エジプトの神々#国立科学博物館 pic.twitter.com/RRgOe8z7F4— 蟹江 智子 (@kanisan924) December 23, 2021
【神戸開催】
期間:2022年2月5日(土曜)~2022年5月8日(日)
場所:神戸市立博物館
休館日:月曜、3月22日(火)
(但し3月21日(月祝)と5月2日(月)は開館)
入場料:一般 2000円、大学生 1000円、高校生以下無料
(何れも税込み、高校生以下無料、神戸市在住で満65歳以上の方は証明書類提示により一般料金の半額)
神戸は東京よりも料金的にお得ですね~。一般で100円、大学生は東京のほぼ半額、しかも高校生までの料金は無料とびっくりです。これは学生同士で行くしかないですね♪♪
ミイラ展の見所
エジプトのミイラは死後内臓を取り出した後、70日間の間「天然炭酸ナトリウム」に浸します。
その後そこから取り出して布で何重にも巻いて完成させる手法がとられています。
今回の展示会では大英博物館の協力で6体のミイラを選出し、CTスキャンで生前映像を高精度で復元しているのが大きな見所です。さらにそれぞれ6人の健康状態やミイラとなるまでの過程を解き明かしています。
このミイラは神秘的で自分が部屋に一人だけのシチュエーションで結構怖いですよね~。でも知りたいことや見たいことは一杯ありますね。
【現代との共通点も👀】
3人目のミイラ・ペンアメンネブネスウトタウイのセクションは《神官の暮らし/死と病/食》がテーマ!神事の道具や当時の食べ物などを展示しています🥖
また、当時の人々の病気について、CTスキャンから作成された映像で説明します🦴#大英博物館ミイラ展_年末年始展示紹介 pic.twitter.com/lKUDecTLlx
— 特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 (@daiei_miira) December 29, 2021
選ばれし6体のミイラとは?
1 アメンイリイレト–当時絶大な権力を握っていたアメンイルディス1世の所領をその死後100年後に管理していた役人のミイラ(BC600年頃)。
展示コーナーには死者が復活するために必要な儀式「口開け」に必要な道具、死者が来世で復活するため「死者の書(パピルス)」がある。
2 ネスペルエンネブウ—神官を務めた家系の末裔(BC800年頃)のミイラ。ミイラの頭頂部の包帯の中に粘土製の椀が置かれていたようです。
3 ペンアメンネブネスウトタウイ–デルタ地帯の神々の神官(BC700年頃)のミイラ。展示コーナーには料理人の手の痕があるパンや虫害のパンがあり興味深いです。
4 タケメネト–既婚女性(BC700年頃)のミイラ。–頭の天辺で髪が団子状にまとめられています。展示コーナーでは古代エジプトの女性の装身具や化粧道具、楽器を見ることができます。
5 若い男のミイラ–CTスキャンの画像より、脳の摘出に使われた道具の一部が、頭蓋骨に残っていることが明らかになっています。(BC100年~AD100年頃)
6 子供のミイラ—グレコ・ローマン時代の子供(AD40年~AD55年頃)のミイラ。顔の部分に肖像画が描かれた木製版が、遺体には彩色された布が被せられています。展示コーナーでは子供の玩具や装身具が展示されている。当時の子供の玩具はとても珍しいようです。
ミイラにCTスキャン像、ミイラ6体にそれぞれ関連する展示物は興味深いですね。個人的には「アメンイリイレト」のコーナーに展示されているミイラが復活するための「死者の書(パピルス)」なんて怖いけれど絶対見たいです。
まとめ
上野公園の国立科学博物館で「大英博物館のミイラ展」が1月12日(水曜)まで開催されています。今回は6体のミイラに出会えますが、ミイラだけではなくCTスキャン画像から作成した3次元構築画像を見ることができます。
6体のミイラそれぞれにまつわる装身具や貴重品を体感できます。あなたも是非お出かけしてみませんか?今なら1/10(祝)のチケットがゲットできるかもしれません!