前回はシングルマザーが彼氏と付き合う時に、自分と子供の身を守るために、彼氏をどんなポイントで
選ぶかについて書いてみました。
今回は前回の続編として「早く手を切るべき男性のタイプ」「もしも彼氏がストーカーになったり身の危険を感じた時の対策」「シングルマザーの自立」に関してまとめてみました。
早く別れるべき男性とは?
・経済力がない、金をせびる
シングルマザーは何かとお金がかかります。具体的には月々の生活費、子供にかかる費用、洋服代、雑費、貯金など。彼氏と付き合うようになるとデート代もやりくりして捻出します。
そんな中で「経済力がない」「何かとお金をせびる」男性はアウトです。
注意すべきは最初のデートは奢ってくれたり羽振りが良さそうだったのに、2回目のデートから
ガラリと態度が変わる彼氏は要注意です。
幸せはお金で買えるとは言いませんが、シングルマザーとつきあう男性として「経済力がない」のは要注意、「何かと理由をつけて金をせびる」のは即アウトです。「デート代をシングルマザーに払わせる」もアウト、「デート代割り勘」もほぼアウトでしょう。
・子供に興味をもってくれない、子供を怒鳴る、子供に暴力を振るう。
シングルマザーと付き合う男性は、子供とも良好な関係を築く必要があります。
当たり前ですね。
子供と会う機会が複数あったのに子供に声をかけない、無視している男性はアウトです。
また最初の出会いで子供がにこやかな態度だったのに、2回目以降子供の態度が変わった(よそよそしい、彼氏を避ける)時は子供とよく話を聞いてその原因を確かめましょう。
シングルマザーがいない時に態度を変えて暴力的になったり「このことはママに話すな!話したらどうなるかわかっているな!」などと脅している可能性もあるからです。
もちろんそんな事実が発覚したらその彼氏はアウトです。退場願いましょう。
・酒癖がわるい
酒を飲んで態度が急変するような(怒鳴る、乱暴になる)彼氏も言わずもがなでアウトです。
・彼氏がストーカーになったり身の危険を感じた時の対策
彼氏がストーカーになったり日常的に暴力を振るうことを考えるのはショッキングなことです。
しかし昨今のストーカーや男性がシングルマザーの子供に暴力を振るったりする(果ては殺人)事件を見ると、もしもの時に備えて準備することは大切です。
そして忘れてはいけないことはそんな彼氏に、はっきりと「あなたとは付き合わない」「つきまとわないで!」と毅然とNOの意思表示をしましょう。
・警察や弁護士に相談する。
ストーカー規制法は2016年に改正され「つきまとい等」に該当する行為を明示しています。
(つきまとい、うろつき、監視、面会や交際の要求、乱暴な言動、電話・SNS等、)
実際、警察に対して「民事不介入」により「男女のもめごとが事件にならないと動いてくれない。」
「警察対応に対する不信感やあきらめのムードは世の中に根強い」とひろshowは感じます。
とはいえ「何かあったら何処に相談したらいいの?」と悩んだら警察に相談しましょう。
警察に極力動いてもらえるように、相談する時の注意点は以下の通りです。
・彼氏のストーカー行為を「迷惑している・困っている」と説明するだけではダメです。
「本人に警告してほしい」「暴力を振るわれているので逮捕してほしい」と要望を伝えるのがポイントです。
・自分の要望を伝えるために、証拠を残したり整理して集めておきましょう。
(スマホメールやLINEの履歴画面を残す。暴力を振るわれたり危険な目にあった時の日時、場所、様子を記録する。写真や音声の録音もしっかり残しましょう。)
警察は「犯罪性が認められない(認めにくい)」「証拠が無い(少ない)」場合は動いてくれないと理解して動いてくれるよう戦略的に行動しましょう。
また警察は夜忙しいことが多いので、相談する時は昼間の時間に行くほうがよいでしょう。
警察相談専用電話は「#9110」で全国共通です。
・自分の身は自分で守る
警察が動いてくれても、身の危険が迫ったシングルマザーや子供の安全が保証されるわけではありません。
相手がストーカーとなったり、頻繁につけねらうことがあったら、自分の身は自分で守れるよう準備することも考えましょう。
以下がその対策です。
〇防犯ベルを用意して携帯する。
最寄りの警察でも貸してもらえるので警察で聞いてみましょう。
〇相手が悪質な場合は身を守るために「スタンガン」を携帯を検討する。
スタンガンは購入・所持している場合は問題ありませんが、携帯していると「軽犯罪法」に抵触する場合があるので注意が必要です。
〇いざという時に、大声を出せるようにカラオケで練習です。
気が動転していたり、とっさの場面で助けを呼びたくても声が出ないことが予想されます。
極力自立する
シングルマザーが子供と暮らしていくには、何といってもお金が大切です。
お金を作るには仕事が必要です。
国にはシングルマザーの自立支援のために以下の給付金制度があります。
〇自立支援教育訓練給付金
資格を取得するのに、その受講料を60%まで支給されます。(上限20万円)
条件として母子家庭の母親(父子家庭の父親もOK)で20歳未満の児童を扶養していることなどです。
〇高等職業訓練促進給付金
資格を取得する場合の生活費の援助ぜ受けられます。
看護師免許を取得する場合、専門学校の学習が3年必要になるのでシングルマザーには嬉しい給付金ですね。
いずれも資格の学習を始める前に、市区町村の窓口で相談しましょう。
(まとめ)
シングルマザーが新たなパートナーを見つけることは自然なことです。
ただその場合もお子さんの気持ちを最優先に考えてあげてください。
万一、変な彼氏を掴んで困った場合は速やかに警察に相談しましょう。